育毛の妨げになる物質

男性型脱毛症の本質的な問題は、毛が抜けることそのものではなく、毛髪が充分な成長を遂げることなく、成長途中の段階で退行期に入ってしまう、いわゆるヘアサイクルの短縮化にあると言われています。
ヘアサイクルが、どんどん短縮化することによって薄毛が進行していくのです。

大手メーカーである資生堂の研究で、その原因となる物質が「TGF-β2」という特別なタンパク質であるということが発見されました。
男性ホルモンが毛乳頭細胞に働きかけてこのTGF-β2を盛んに産生させ、産生されたTGF-β2が、毛母細胞に直接働きかけて、育毛を停止させます。
そして、育毛の基盤である毛母細胞に自ら細胞死を引き起こさせることにより、毛髪が成長しきらない途中段階で後退期に入らせてしまうのです

研究で、退行期へ入ろうとしているその組織切片を免疫染色したところ、男性型脱毛症の患者の毛球部の周囲には、脱毛の原因となるタンパク質であるTGF-β2が付着してくることがわかりました。
組織培養して観察したところ、TGF-β2を入れた方は、毛母細胞が急速に増殖を止めて退縮していったのに対し、TGF-β2の働きを抑える薬剤を投与した方は、毛母細胞がしっかりと成長を続けていたのです。

このような実験結果をもとに、資生堂の薬用育毛剤「不老林ライブアクト」には、育毛の働きを妨げるTGF-β2の作用を抑える成分が配合されているのです。


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